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職人のやさしさ

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母の庭から2株くらい移植したすずらんが、こ~んなに増えています。

              すずらんって可愛いですよね~
              どうしてこんなに可愛いの?


きょうは、昨日の朝日新聞の記事を紹介します。

「自然はうそをつかない」

  いま、学校の子供たちの心が荒れ、すさんでいるという。

  「それは戦後、校舎がコンクリート建築になったせいだ」

  そう言った左官がいた。
  
  昔の学校は、土や漆喰の壁と、木で出来ていた。

  壁も木も、弱いものだ。

  たたけば傷ついたり、剥がれ落ちたりする。

  それで子供たちは、自然に、壁や、木で作った机やいすを 傷つけないように、

  大事にする心を学んだ。

  (職人のやさしさについて)

    職人たちは、物の見方も、人とのつきあい方も、やさしいのだ。

    このやさしさはどこから来るのか。

    そう考えた時、仕事の対象が、自然を相手にしているところに由来するのではないか

    と気がついた。

    木も、泥や水も、すべてを思いのままにコントロールすることは、難しい。

    だから、職人は、仕事の中で、この、人間を超えた自然に従うという、

    寛容な心を学んでいるのではないか。

    職人は、勝つとか負けるとか、もうけるとか損をするとかいった世界の向こう側にある

    うそをつかない自然への深い思いを抱いている。           (抜粋)


 私が、日ごろ感じていたことです。

 自然素材を使った手作り作品のお店を持ちたい私は、このこと 実感しています。
 お会いする作家さん、みなさんが暖かく、優しいのです。

 優しい作家さんの思いのこもった作品を、みなさんに感じてただきたい と思うのです。
 だから、作り手の顔の見える作品を置きたいと思っています。

 でも、少しはもうけないと食べていけない。 ウ~ン そうなのですよ。
 そこが難しいところです。

 あっ、いつの間にか、SHOPへの私の思いを語ってました。
 そんな思いからSHOPを開きたいと思っている私です。
by craftshop-i | 2005-05-03 07:13 | SHOP
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